カラー

ところ変われば「色」変わる!

投稿日 2019年03月19日

ミモザの花ハート

ホワイトデーも終わり、いよいよ春本番!と思いきや、すごく寒くなったり、暖かかったりと寒暖差が激しい今日この頃ですね。三寒四温で段々と春になるとはいえ、今年はより一層差が激しい気がします。

 

天気予報で京都のの開花予想さくらさくらさくらさくらさくら3月24日と言っていましたが、あと1週間ほどでが咲くなんて、今の気温ではちょっと信じられない思いです。

 

日本では春=桜の印象が強いからか、春のイメージカラーはピンクですよね。
ところが、西欧では春のイメージがあるのはイエローなんです。

 

もう過ぎてしまいましたが3月8日は国連が決めた“国際女性デー”でした。1904年のこの日にアメリカで女性労働者が婦人参政権を求めてデモを起こしたことがきっかけで制定されました。

 

イタリアではこの日を“FESTA DELLA DONNNA(フェスタ・デラ・ドンナ=女性の日)”として男性が日頃の感謝を込めて、母親や奥さん、会社の同僚の女性にミモザの花を贈ります。このことから“ミモザの日”とも呼ばれていますが、ミモザの花がイエローですね。

 

私もミラノに住んでいた時に、家の近所のフラワースタンドのお兄さんと行き来する度に挨拶を交わしていたのですが、ある日自転車で家に帰る途中に呼び止められ、ミモザの花束を渡されました。
その時は「なんで?」と思っていたのですが、この“ミモザの日”だったんですね。当時は知らなかったのですが、とても嬉しかった思い出があります

 

そしてまだ1か月以上先の4月21日にやってくるイースターの色もイエローとパープルだと言われています。このように春の行事の色にイエローが多く使われます。

 

イエローは気分を明るくさせてくれますし、「太陽」や「活力」を表す色です。(日本の子供は太陽を赤赤い太陽で描く子が多いのですが、西欧では太陽は黄色黄色い太陽で描かれることが多いのです)
日照時間の短い西欧では春になり暖かい日差しが降り注ぐようになることが、何より嬉しいことなのでしょう。

 

他にもイエローは「希望」を表すなど、前向きで輝いている感じもあり、植物などが生き生きと芽を出し、花を咲かせる春には相応しい色です。特に春(4月)から新年度がスタートする日本社会ではこの「希望」の色などはとても春らしいと思います。日本でも春には菜の花が咲き、時々一面の菜の花畑なども見かけますので、春=イエローの印象が全くないわけではないのですが、あまりにも桜さくらの印象が強すぎてピンクに負けてしまうんですね。

 

京都では桜さくらの時期に観光客がどっと増えますし、テレビの天気予報でも桜さくらの開花予想や見頃がいつまでかなどを取り上げていて、多くの人にとって関心が高いので、当然のことかもしれません。

 

「ところ変われば“色”変わる」ということですね。

 

この春夏のファッショントレンドカラーの筆頭がイエローということもありますし、今年はお花見にイエローのコットン素材のニットを着て、東西の春の気分を満喫しようと思います!(まだちょっと寒いかなあ…)

 

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HADAEMI KYOTO 店長 竹村禎子
カラー&イメージコンサルタント
・文部科学省後援 ファッションコーディネート色彩能力検定1級

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・商工会議所認定 カラーコーディネーター検定(ファッション色彩)1級
・文部科学省後援 色彩士2級

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