カラー

“みどりの日”は何の日だったか分かりますか?

投稿日 2019年04月30日

新緑の森

 

今週の土曜日、5月4日“みどりの日”です。「みどりの日”って何の祝日日本の国旗だったかな?」とお思いの方が多いかもしれません。かく言う私も分からなくなっていた1人でした。

 

平成元年(1989年)から平成18年(2006年)までは4月29日“みどりの日”でした。
元々4月29日は昭和天皇の誕生日バースデーケーキで、昭和時代の“天皇誕生日”だったのです。
平成時代の天皇陛下が即位金の王冠され、平成の“天皇誕生日”12月23日に改められることになりましたが、4月29日というゴールデンウィークの一角を構成する祝日を廃止することによる国民生活への影響が懸念され、“みどりの日”と改めて祝日日本の国旗として存続することになりました。

 

ですが、平成17年(2005年)の祝日法改正で平成19年以降(2007年)から“みどりの日”を従来、祝日と祝日の間の平日“国民の休日”であった5月4日に上書き的に移動し、4月29日“昭和の日”とすることになったという経緯を辿っています(昭和は激動の時代だったので忘れないためだとか)。なんだかややこしいですね。何の日だか分からないのも無理はない感じです。

 

“みどりの日”という名前は、「昭和天皇が植物木に造詣が深く、自然をこよなく愛したことから“緑”にちなんだ名がふさわしい」ということで付けられたそうです。
私は「今が新緑葉のきれいな時期だから」と思っていましたが、違うんですね。
“みどりの日”は「自然に親しむとともに、その恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」という趣旨だと法定されています。

 

“緑”のイメージは「自然」「平和」「エコ」「回復」などと趣旨に沿うようなものが上がりますが、色みによっては「嫉妬」「病気」「毒」などマイナスのイメージにもなりかねない色です。悪いイメージで取られないためには、暗い緑青みの緑は避けた方が無難です。

 

欧米で“みどりの日”といえば、“セント パトリックス デー”ですね。アイルランドにキリスト教を広めた聖人“聖パトリック”の命日で3月17日です。

アイルランド系やカトリック教徒の人たちの祝日ですが、今ではそうではない人達も世界各地でお祝いをしています。

 

アメリカでは緑色の物を身につけて祝う日で、シカゴではシカゴ川を緑色に染め上げてしまったり、
警察官が着用するバッジを“緑の三つ葉三つ葉のクローバー(三つ葉のクローバー)入りの特別なものにしたりします。子供の間では、この日にの衣服を着ていないとつねられるという遊びがあったりもします。

 

世界各地でパレードやフェスティバルが行われ、ランドマークタワーがに電飾されたり、アイルランドの料理が振る舞われたりと盛大に祝われます。
日本でも東京タワーがに電飾されましたし、横浜や熊本でパレードが行われたりもしました。

 

日本の“みどりの日”よりも欧米の“みどりの日”の方が日本においても祝われている気がします。祝日となった動機は少々曖昧ですが、せっかく色の名前が付けられた日ですから、「の服を着て外出し、きれいな新緑を愛でる日」とか具体的にしたらもう少し盛り上がるかもしれませんね

 

今年の“みどりの日”の服を着て通勤途中の木々の新緑を愛でてみようと思います。

 

ちなみに、令和の時代の天皇誕生日は2月23日です。今年はもう過ぎてしまっているので、今年には「天皇誕生日」という祝日は存在しなくなりそうです。「平成の天皇誕生日の12月23日を“平成の日”などとして新たな国民の祝日にするのかどうか」ですが、これには国民各層の幅広い議論が必要だということで、当面の間は平日にするということらしいです。