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梅雨の花“アジサイ”を3つの方法で楽しむ

投稿日 2019年06月11日

アジサイの花車

 

関西もいよいよ梅雨入り青い傘しました。梅雨というと雨ばかりでジメジメしてあまり好きじゃないという方も多いと思います。
世界の中で梅雨がある国は日本以外に、韓国北朝鮮中国台湾ロシアの沿海州の一部だけだそうです。日本にほど近い国ばかりですね。

 

他の国には梅雨はないですが、雨季雨粒ならあります。
大概の国の雨季は晴れているのに急にザーッとスコールが降るという感じで、ずーっとシトシト降ったり、曇り空曇が続くというものではありません。梅雨とは少し違いますね。

 

雨季の期間は短いところだと北米アメリカ国旗の2か月、長いところだとオーストラリアオーストラリア国旗の6か月です。ヨーロッパには梅雨も雨季もありませんが、一年中雨の日がわりと多い気候と言われています。(ロンドンイギリス国旗なんかはまさにそうですが、私がミラノイタリア国旗に住んでいた時に、雨の記憶はほとんどありません…一概には言えないですね。)

 

サハラ砂漠のような大きな砂漠のある西部アフリカも砂漠のあるところは雨がほとんど降りませんが、その周辺には雨季もあります。中東のシリアシリア国旗イエメンイエメン国旗イスラエルイスラエル国旗などは雨季がありますが、ほかの中東の国はほとんど雨が降らないドライな気候です。

 

梅雨が嫌いといって日本から逃げ出しても、ほとんどの国で雨が降る時期がありますし、梅雨はまだ長くても2か月ほどですから短いほうです。雨は農作物小麦に重要ですし、湿気雨粒のある気候はお肌の潤いも奪っていかず、美肌のためにもいいものです。四季がはっきりしている日本、せっかくですから梅雨の季節を楽しみましょう

 

梅雨を楽しむ方法として、梅雨の花であるアジサイあじさいを愛でてみるのはいかがでしょうか。
現在アジサイの人気は高く、京都にはアジサイだけを置いている“azur(アジュール)”という専門店があります。
そこには、ヨーロッパを中心に開発された色とりどりのアジサイがあり輸入もされるので一年中アジサイが楽しめますが、今はアジサイの季節なので、鉢植えが豊富です。購入して自宅で楽しむのも一つの方法です。

 

最近ではミックス色ダークな色やアンティークな風情の秋色など様々な色のアジサイが見られますが、昔からのアジサイの色といえば、ピンク(赤)です。土壌のpHによって色が変わることは有名です。

土壌が酸性だと土にアルミニウムがイオンとなって溶け出し、アジサイに吸収されて花の中にあるアントシアニンと結合して青色になり、逆に土壌が中性やアルカリ性だとアルミニウムが溶け出さずアジサイに吸収されないのでアントシアニンの色のみでピンクになります。

 

同じ株でも色々な色の花がついたりするのは根から送られてくるアルミニウムの量に差があるので、になったり、ピンクになったり、青がピンクに変わる過程にあるになったりします。別名“七変化”と呼ばれるのも分かります。

 

全国各地に“アジサイ寺”と呼ばれる観光名所がありますが、地植えのアジサイはやはり昔ながらのピンクのものがほとんどです。京都では全国3位に選ばれた「三室戸寺」が有名です。他にも「善峯寺」「大原三千院」「藤森神社」など多くのアジサイの名所があります。アジサイの開花時期は6月~7月上旬とあまり長くはないので、まさに梅雨の今の時期しか楽しめません。こうした名所を訪れるのもまた一つの方法です。

 

食卓にアジサイを飾るのも季節感があって素敵ですが、料理の装飾に使うには毒どくろがあるので気をつけてください。実際にアジサイの葉を食べた人が中毒を起こす事故も報告されています。症状は過呼吸、興奮、ふらつき歩行、痙攣、麻痺などを経て死亡墓する場合もあるという結構怖いものです。
一方で漢方薬として使用されていますし、マラリヤ治療薬としても認可され、自己免疫疾患などの治療薬としても効く可能性があると示唆されているといいます。色のことだけでなくまさに“七変化”の不思議な花ですね。

 

私は、次の雨でないお休みの日に、雨が続くとあまり外で遊べないトイプーのクレアちゃんプードルを連れて、ペットOKな「善峯寺」に行き、庭に咲いているアジサイを切ってきて、部屋に飾り、食卓にも飾ってみようかと思います。他にはユニークなレイングッズピンクの長靴を用意して、雨が楽しみになるように工夫してみます。皆さんも思い思いの方法で梅雨を楽しんでくださいね照れ笑い

 

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HADAEMI KYOTO 店長 竹村禎子
カラー&イメージコンサルタント
・文部科学省後援 ファッションコーディネート色彩能力検定1級

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・商工会議所認定 カラーコーディネーター検定(ファッション色彩)1級
・文部科学省後援 色彩士2級

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