カラーメイクアップ健康

’19AWは黒で強い女性の演出をしましょう

投稿日 2019年09月03日

 

9月6日は“黒の日カラスです。
京都黒染工業協同組合が「黒染めの日」として1989年に制定した日で、「く(9)ろ(6)」の語呂合せにしたものです。
黒紋服や黒留袖黒留袖の普及を図ることを目的にし、伝統染色の黒染をPRする日というのが元々でした。

 

最近では拡大解釈されて、食品・流通業界から、9月6日は「黒いものブラックオリーブを食べて元気になろう」というキャンペーンがよく行われるようになっています。

 

黒い食べ物といえば、前回のブログでご紹介した黒の野菜に入る黒豆黒豆黒ゴマ黒ゴマもそうですが、https://www.hadaemi.com/blog/wp-admin/post.php?post=2574&action=edit

他には黒米黒米(アントシアニンが豊富で目の疲れを取る効果があります)、黒酢黒酢美容ドリンクとして有名です。普通の酢より熟成期間が長く、アミノ酸が普通の酢の10倍以上で脂肪の合成を抑えたり、代謝を高めたり、腸内の有害細菌を減らして腸内環境を整えます)、イカ墨イカ(イカ墨に含まれるメラニンがお肌を守り、グルタミン酸が天然保湿成分になり、活性酸素も抑えるという美容にとても効果があります。他にも疲労回復のタウリンが含まれるなど多くの効用があります)など、その多くが美容や健康に優れた効用があります。

 

2015年には黒の日に合わせて、期間限定でグリコから「真っ黒プッチンプリンプリンが発売されました。「真っ黒プッチンプリン」はブラックココアパウダーと生チョコを使用しています。カラメルソースも黒いので全体が黒く輝く感じになるそうです。他にも最近ではタピオカドリンクタピオカドリンクに入っている「ブラックタピオカ」や、クリームだけでなくコーンまで真っ黒な「黒いソフトクリーム黒いソフトクリームなど、栄養面では特筆すべきものはないかもしれませんが、はしゃいだ気分(=元気)にはなれそうですね。

 

黒の日のイベントとして有名になったのは、松崎しげるさん「黒フェス」です。色黒キャラとして有名な松崎しげるさんのデビュー45周年を記念して2015年9月6日に第1回が行われ、その後毎年続くイベントになりました。
松崎さんと近しいアーティストが紅白ならぬ黒白に分かれて歌合戦をするというものだそうです。そしてやはりフードの担当は、同じく色黒として有名な“たいめいけん”茂木シェフです。
どうやって勝敗を決めるのでしょう…紅白歌合戦のように日本野鳥の会木にとまった野鳥の方が黒か白かどちらの札を上げているのか数えてくれるのでしょうか…双眼鏡気になるところです。

 

このように、を楽しむ日となっていますが、黒というのはどんな色なのでしょう。
蛍光灯の中には様々な波長の色が入っています。どの波長の光が反射されるかによって物の色が決まるのですが、その全部が反射されずに吸収されると、黒になります。私達は日常何気なく黒い文字を読んだりしていますが、使われている黒のインクインクというのは、光の中にある色々な色の波のすべてを吸収する液体なのです。その液体がついている部分(ここでは文字の形)を見て、私達は“黒い文字”と認識しているのです。

 

黒のイメージとしては「暗闇」「悪」「死どくろ」「闇」「悪魔悪魔」「魔女ほうきに乗った魔女」「黒猫黒猫」「負け(黒星)」など、あまりいいものではなく「不吉な色」とされています。歴史上、人工的な明るい光がなかった時代には夜の暗闇(=黒)の中で不吉なことが起こりやすかったためです(動物に襲われたとしても、暗くて何が襲ってきているのかが分からずに、ただ「恐ろしいもの=悪魔」になるなど、何か起こっても暗くて対処できなかったことなどが大きく関わると思われます)
中国の五行説では、黒は北、冬などに対応する色で、冥土の世界に通じているとされるため、古くから「喪」の色として用いられてきました。このことからも縁起の悪い色」扱いになっています。

 

「強さを表す色」でもあり、「威圧する色」でもあります。1853年にアメリカアメリカ国旗のペリー艦隊が浦賀に来航した時に、その4隻の軍艦が白い船だったりしたら、それほど威圧感や恐怖感はなかったかもしれないのですが、黒い船であったために(中国や日本の船は材木の色でした)歴史上に「黒船来航黒船シルエットと刻まれ、人々は恐怖におののいたのでした。

 

また、柔道の黒帯柔道着の黒帯も強さを誇示します。有段者の黒帯は力の象徴であり、威圧の効果があり、黒帯の選手が道場に来ると、白帯の人などは、委縮してしまい、道場の真ん中に出ていくのもはばかられる感じになるといいます。

 

ファッションの世界では1926年にシャネルが黒一色で装飾の少ない、それまで喪服として受け入れられていたドレスを、「リトル ブラック ドレスリトルブラックドレスと名付け、モードとして発表して以来(男性服ではそれ以前から黒がおしゃれな伊達男の色でしたが)パリエッフェル塔では黒が圧倒的におしゃれな色になり、「洗練されたおしゃれな女性は黒を着る」という時代があったので、黒は「格好いい」「美しい」「クチュールの」「高級な」といった、いいイメージも持つ色になりました。

 

他の色と比べて悪いイメージが多い色ではありますが、私達日本人には冠婚葬祭などでも使用する、生活に欠かせない色と言われますし、カラー診断の際に洋服でたくさん持っている色や好きな色をお聞きすると「黒」と答える方が多くいらっしゃいます。白人種などに比べ、黒っぽい瞳や髪を持っている私達には似合いやすい色ですし、汚れが目立ちにくく、気を使わなくて済む便利な色です。またどんな色とも比較的相性のいい、合わせやすい色でもありますので、黒の服に悪いイメージを持っている人は少ないと思います。

 

この秋冬はの色合わせのファッションがトレンドです。強い女性像がクローズアップされるシーズンになりますので、黒のレザーアイテムにも注目が集まっています。また、メイクカラーでも黒がトレンドになっており、アイシャドウアイシャドウの色だけでなく、黒系リップフューシャのリップが登場します。夏場には黒は少し重く、暑苦しく感じられたりしますが、もう秋になりますので、食べ物だけでなく、ファッションでもメイクでも黒を楽しみたいと思います
手始めに、今日の帰りに“黒おたべ(黒ゴマの生八つ橋)”でも買って帰ろうかな

 

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HADAEMI KYOTO 店長 竹村禎子
カラー&イメージコンサルタント
・文部科学省後援 ファッションコーディネート色彩能力検定1級

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・商工会議所認定 カラーコーディネーター検定(ファッション色彩)1級
・文部科学省後援 色彩士2級

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